Instagramに自動でフォロー・いいねをつけられるChrome拡張機能
Chrome拡張機能でInstagramの自動フォロー・自動いいねを定期的にする方法をご紹介します。手動でフォローし続けている人は、自動で特定のタグの投稿をしているユーザを定期的に自動でフォローすることができるようになります。RPAで自動化をする方法で、応用が効く汎用的な方法です。ブラウザ操作は自動化して、手動でやっていることは自動化して楽をしましょう。
Chrome拡張機能
利用するChrome拡張機能は以下の3つです。
自動いいね&フォローをhtmlファイルを開くことで自動実行する方法です。
- Superpowers for Instagram : ワンクリックで20ユーザの自動フォローや自動いいねが可能
- UI Vision RPA:ブラウザ操作をRPAで自動化
- cronTab:ブラウザで定期的にコマンドを実行可能
まずは、3つのChrome拡張機能をインストールします。
「Superpowers for Instagram」は利用しなくても、UI Vision RPAを操作していいねとフォローをできるように作り込むことはできますが、より安定した操作をするためにモジュールとして使える感覚であるため、今回は利用することにしています。RPAの欠点である不安定な動作を少し補うことができます。
Superpowers for Instagram
Superpowers for Instagramを試します。
Instagramを開きフォロー、もしくは、いいねをしたいタグのページを開きます。
試しに、「https://www.instagram.com/explore/tags/followforfollowback/」を開くと、「Like all」ボタンと「Follow all」ボタンがあります。これをクリックすると直近に投稿した人の投稿に対して、20人分いいねをするか、20人分フォローをできます。
UI Vision RPA
UI Vision RPAはブラウザ操作をRecordして、Play Macroで記憶したレコードを実行できます。
Recordを押して、「Superpowers for Instagram」の「Like all」「Follow all」ボタンのいずれかを押して、ブラウザ操作を記憶します。JSON形式で記憶できます。
次回以降はPlay Macroを押すと実行できる状態になっています。記憶した後は、実行できることを確かめます。自身が試したところ、以下のJSONコードを取得できました。このコードをUI Vision RPAのJSONに記述して、実行することもできます。
{
"Name": "instagram",
"CreationDate": "2023-1-14",
"Commands": [
{
"Command": "open",
"Target": "https://www.instagram.com/explore/tags/followforfollowback/",
"Value": "",
"Description": ""
},
{
"Command": "waitForElementVisible",
"Target": "xpath=/html/body/aside/div[3]",
"Value": "",
"Description": ""
},
{
"Command": "click",
"Target": "xpath=/html/body/aside/div[3]",
"Value": "",
"Targets": [
"xpath=/html/body/aside/div[3]",
"xpath=//aside/div[3]",
"css=body > aside > div.sfi-button.sfi-button--like"
],
"Description": ""
}
]
}
タイムアウトやコマンドの実行間隔などのパラメータは、UI Vision RPAの歯車の設定ボタンを押すと設定できます。もしタイムアウトが発生してうまくいかなければ、タイムアウトの間隔を長くしたりコマンドの実行間隔を長くすると良いでしょう。RPA特有の不安定な動作になってしまいますが、動けば十分だと思います。
プロジェクトの作成している対象を左クリックして「Create autorun HTML」を選択します。HTMLファイルがダウンロードできます。このHTMLをダブルクリックで起動すると、自動でいいねやフォローされるようになります。後は、このファイルを定期的に開くことができれば、定期的な自動いいね・フォローができるようになります。
cronTab
cronTabを使いこのHTMLファイルを定期的に開きます。1時間に1回実行する例としては、Minuteが40で割り切れる時に実行します。direct=1とすることで直接実行できます。オプションをつけ忘れるとうまく動作しません。注意が必要です。
これで1時間ごとにhtmlファイルが開かれて自動フォロー・自動いいねできれば成功です。
終わりに
Chrome拡張機能でInstagramの自動フォロー・自動いいねを定期的に実行する方法をご紹介しました。3つのChrome拡張機能を利用して、インスタの自動化を達成できます。RPA操作は安定させるのは難しい方法ですが、汎用的な手法です。いろいろなことに応用ができます。
GPUを無料で利用できるGoogle Colaboratoryを定期実行する方法もご紹介していますので、よろしければ併せてお読みください。
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